レポーターと模擬ディベート  【中村】

こんにちは! 11期生の中村 聡志です。 ゼミで聡志と呼ばれることが増えてきて毎日小躍りしています。
さて、タイトルにある通り、私は前回のゼミで輪講レポーターと模擬ディベートを行いました。このブログではこの2つについて感じたことを残そうと思います。

 まず輪講について、私が担当したのは「第6章純現在価値に基づく投資判断」でした。この章を輪講した後、実際にビジネスの世界で起きる現象とそこで働くビジネスマンの頭の中は教科書以上に複雑だと感じました。
この教科書は非常にレベルが高く、1章読むのにかなり時間がかかりますが、具体的な数値や企業のプロジェクトの価値に与える影響を節ごとに1つ1つ丁寧に取り上げているので、「あぁなるほど」と何となく自分なりに内容を解釈するのは困難ではないかもしれません。しかし現実には、教科書のようにページをめくればインフレが起こり、あるいは節が変われば技術革新が起こるというように、企業に影響を及ぼす出来事が順番に回ってくるわけではありません。コロナやウクライナ戦争、円安など予期せぬ事態が起きたことで、NPVを計算し直したり、新たに投資しようと思っていたプロジェクトを断念したりした企業もあるでしょう。第6章は5章に続き「正のNPVを生むプロジェクトに投資をする」重要性について書かれていますが、何が起こるかわからない世の中ではNPVを正しく算出すること自体難しいことなのではないかという気がしました。

 続いてディベートについてです。自分のチームの主張がいかに正しくて相手の主張にどれだけ矛盾点があるかを説得するわけですが、これが非常に難しい。ディベートでは立論から最終弁論まですべて重要ですが、特に重要だと思ったのは尋問です。尋問がうまくできないと自信をもって最終弁論までいけないと前回の模擬ディベートで経験しました。
即座にそして簡潔に尋問をして、相手が答えられなくなる状況に追い込むことができる先輩たちに負けないように、次回の練習試合はどれだけ尋問できるかを意識して取り組みます。






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