一年を振り返って【大野】

 ご無沙汰しております。9期生の大野です。

 早いものでもう一年が終わろうとしています。ゼミのクリスマス会や家の大掃除をしてすっかり年末にすることは終わったような気がしていましたが、この一年間を改めてしっかりと振り返り、きちんと言葉にする機会がなかったのでブログを活用しようと思います。

 「今年の漢字」にあやかり、自分の一年を漢字一文字で表すと「結」だったと思います。大学生活最後の一年が始まった今年は、四年間の自分の取り組みが結果として表れる場面が多く、その点で「結」という感じが適していたと感じています。
 年初の一月には半年間チームで取り組んできた日経STOCKリーグのレポートを提出し、結果的に入選作品に選ばれました。より上位での入賞を目指していたため少し悔しさは残りましたが、自分たちが積み重ねてきたものをきちんと形に残すことができたのは今後に活きていくと思います。また、完成させたレポートを基に、何度もアドバイスをいただいたエネルギー庁の中山さんやOBOGの方へ向けてプレゼンテーションを行い、自分たちが作り上げたものを発表出来たことも学びが多い経験になりました。
 日経STOCKリーグが終わると、自分達9期生は就職活動が始まりました。自分にとって就活は、「自分が考えていることを正確に理解し、それを言語化して他社に伝えるトレーニング」という立ち位置でした。自分は何をしたくて何をしたくないのか、何が向いていて何が向いていないのか、どういうことをしたいのか、なぜそれをしたいのか。こうしたことを自分と向き合う中でひたすら考えて、それを言語化し他者に伝わる形にする、いわば自分自身の取扱説明書を作っているような感覚でした。一人では息詰まることもありましたが、先生やはるさんにアドバイスを頂き、最終的には納得いく決断ができたと感じています。
 そして何より、今年一年の中で大きなウェイトを占めたのが卒論でした。先生に言わせれば「キミたちホント自分で考えて自由にやることできない人達」な自分達9期生にとって、研究テーマを決め、先行研究を読み漁り、仮説を設定し、それを実証するのを、レールを敷かれずに主体的に取り組んで完成させるというのはなかなかに大変だったと思います。自分自身、研究テーマは比較的早い時期に決まりましたが、スケジュールに余裕があったことで夏休みの間ほとんど進捗を生むことができませんでした。後期に入ってから巻き返し、完成の目途こそ経ちましたが、スケジュールギリギリにならず、余裕を持って取り組むことを当たり前にしていかなければいけないと強く感じました。提出まではあと二週間弱あるので、最後まで丁寧に進めていこうと思います。

 さて、来年にはいよいよ大学を卒業し、新社会人としての生活が始まろうとしています。大学生活は残り三か月となり、本当にあっという間に終わってしまうのだろうと感じます。まずは、残りの大学生活でやり残しがないように、やるべきこと、やりたいことを十二分に行っていきたいと思います。特に、学ぶことが最優先である環境は大学生のうちにしかないので、自分が興味のある分野は積極的に学んでいきたいと思います。

 最後になりますが、今年一年間ご指導いただいた宮川先生、何度もアドバイスをしてくださったはるさん、一年間一緒にゼミを取り組んできた9期生・10期生、ブログにコメントしていただいたりオンラインの機会に参加していただいたりしたOBOGの皆様、一年間ありがとうございました。2023年もよろしくお願いします!

一年を振り返って【大野】 への2件のコメント

  1. 杉山聡一

    大野くん、さすが!こういう節目でブログを書こうと思えるのは大切。もちろん、なんもないときもぜひ(笑)
    現役ゼミ生としては残り3ヶ月、たくさんのことができると思います。最後まで走り抜けて、自身の成長はもちろんのこと、取り組む姿勢で後輩たちによい影響を残してもらえれば。

    返信

    1. 大野真也

      杉さん、いつもコメントありがとうございます!
      残り三か月は何もなくてもブログの方も更新していければと思います(笑)

      返信

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