三つの輪【柏原】

こんにちは!
10期生(3回生)の柏原です。

近畿地方の梅雨明け宣言から約1ヶ月経ちましたが、最近は長期間豪雨に見舞われたりと、「あれ、また梅雨来たん?」と思う日が続きます。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ジメジメとした雨の日は、気圧と共にテンションも下がりがちになってしまいますが、どのようにして気分を上げていますか?
僕は湿った気持ちを吹き飛ばすため、アップテンポな音楽を聴く頻度が急増しました。毎朝、スピーカーでガンガンに音楽をかけ、歌って踊ってテンションを引き上げ、ネガティブと眠気を吹き飛ばしています。

さて、前期のゼミも残すところあと一回となり、ビビットカラーの基本書をみんなで読み終えました!凶器にもなりうるくらい分厚く重い本を一冊読み終えて、コーポレートファイナンスの面白さ、奥深さを感じることができ、10期生一同達成感を噛みしめています。その基本書の輪読で、念仏を唱えているかのような独りよがりの発表をしてしまった際、先生から「三つの輪」を意識して話してみて、とアドバイスを受けました。今日はこの「三つの輪」について書きたいと思います。

三つの輪とは、もともと舞台俳優が場をコントロールするためのテクニックだそうですが、これをコミュニケーションの際にも意識し、輪の大きさ上手く変化させることで、自分の話により一層注意を惹きつけることができると教えていただきました。三つの輪は、第一の輪・第二の輪・第三の輪からなり、それぞれ「自分の心情・経験を語る」、「具体的な相手に向けて語りかける」、「その場全体に向けて語りかける」ことを行います。
アドバイスを受け、早速取り入れようと試みたもののなかなか難しく、上手に使いこなすには相当練習が必要だと感じる一方、輪を意識するだけで、視野を広げたり狭めたりコントロールする感覚を覚えました。視界の拡縮をコントロールすることで、自分の話に対する周りの理解状況を把握することや、しっかりと話を聞いてくれている人の表情を見てリラックスすることにも繋がりました。また、輪の意識には、声の方向・幅も重要であると感じました。誰かを相手どって話す際は相手に向かって狭く、場に語り掛ける際は少し上に向かって広く言葉を発することで、より的確な相手に言葉を届けることが出来ると考えます。
三つの輪を意識したトレーニングの場としては、家族団欒の時間が最適です。今日あったことについて、今勉強していることについて、今日の晩ご飯の麻婆豆腐について、、。日常の何でもない会話でも実践する機会となりえるので、意識して話すことを心がけています。今話している言葉はどの輪に属するのかも自覚すると、輪を変える必要性に気づくので、効果的な練習になっています。

適切に輪の変化を利用して、他者を引き付けるように話すことを目標に、これからも実践を続けていきたいと思います!

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