知のダンディズムを目指して

資本市場のミステリーを探せ

才能と野心に溢れた経営者が事業を起こし、

経営者の才能と野心を見出した投資家がその事業に必要な資金を出資します。

両者は資本市場で出会い、やがて事業は果実を生みます。

果実は事業に関わる様々な人々を通じて広く世の中に配分され、

経済の拡大と人類の幸福に貢献します。

企業が生み出す将来の果実を測るものさしを企業価値と呼び、

投資家も経営者も企業価値の最大化を目指して英知を搾ります。

しかし、この理想の世界の実現を様々に阻む複雑怪奇なミステリーが

世の中には存在しています。



ファイナンス理論に依拠して

宮川研究室はコーポレート・ファイナンス理論を拠り所に、

資本市場で繰り広げられるこれら複雑怪奇なミステリーの解明に

日夜チャレンジしています。

われわれは企業を研究対象として、企業がどこからどのようにして資金を調達し、

資金をどのような事業に投資し、どれくらいの成果を上げ、

どのように成果を配分するか、という原則的な問題に焦点を当てます。

そのためにはいくつかの分析フェーズが必要です。

すなわち、舞台となる資本市場の分析、登場人物となる株主、投資家、

経営者の分析、台本となる事業戦略の分析、以上を規定する法制度の分析などです。

まさに企業経営の根幹をなす問題に取り組み、

そこを起点に幅広い研究を行っているのが宮川研究室です。



科学的思考と実証的分析

われわれは世の中で実際に起きている現象に着目し、

事実を正確に捉えるため背後にある因果関係を多様な視点からつきとめます。

その上で独創的で大胆な仮説を設定し、

定量的なデータを用いて実証して行きます。

実証結果によっては再び仮説を修正し、

徐々に真実に接近する地道な努力を続けます。

このようなプロセスをわれわれは「科学的思考」と呼び、

科学的思考を経ないものをわれわれは分析と呼びません。



知のダンディズムへ!

宮川研究室は独創的であることを愚直に愛し、

他者への安易な追従や目先の流行への迎合を嫌います。

しかし、われわれは常に相手の立場を考慮し、敬意を払い、

思いやりとやさしさを忘れません。

そして、多くの人々との輪と和を広げられるよう潔く、

洗練された態度を忘れない淑女紳士でありたいと考えています。

これを我々は「知のダンディズム」と呼んでいます。