10期生が小林製薬株価算定プロジェクトの最終発表を行いました
10月8日 (火) に小林製薬本社を訪問し、小林製薬株価算定プロジェクトの成果を発表しました。広報IR部の中村さん、上之原さん、田角さんのほか、財務、経営企画、人事、法務、総務の5部署の部長の前で発表させていただきました。
挨拶のあと、早速、私たち10期生が半年間取り組んできた本プロジェクトを発表させて頂きました。本プロジェクトでは、小林製薬の過去10年分の財務分析から始まり、小林製薬の事業をセグメント毎に分析したうえで未来5年の業績予想を行い、それに基づく企業価値の算定を行いました。公開資料や財務諸表を読み取って得た数値やミーティングで得た情報をもとに、独自の視点で外部環境と内部環境を捉え、国内事業における売上高の拡大及び国際事業における営業利益率の改善を予測しました。多くの部長を前にしての発表は緊張しましたが、しっかりと準備を行い自分たちが納得のいくものを報告することができ、10期生全員が自信をもって堂々とプレゼンを行うことが出来ました。
熱が入り予定の時間を少しオーバーした発表の後、各部署を統括する部長としての視点で、私たちの発表に対するコメントを頂きました。予測したシナリオの実現性や、私たちが持っていなかった新たな視点及びご意見をいただき、大変実りの多い時間となりました。特に、現状の「事実」の裏に隠された原因に注目するという視点が今回の分析には足りていなかったことを痛感しました。その後、肥後橋に移動して部長方を交えた懇親会を行いました。懇親会では私たちの分析過程の話や、少し踏み込んだ実務の話、普段の学生生活の話など様々な話題で盛り上がり、あっという間の2時間でした。
今回のプロジェクトでは、2度に渡るミーティング、小林製薬ミュージアムの見学、そして最終発表の場まで設けていただき、学生の身として非常に贅沢で貴重な経験を得ることが出来ました。プロジェクトを作り上げていく際の学び、最終報告で得た経験、そしてプロジェクトを通してより深まった絆をもって、私たち10期生はこれからも成長を続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。