昨年度に行った11期生の共同研究「企業の不祥事対応と株価パフォーマンス」が大阪公立大学商学部経営学会の『CORE 学生論文特別号 2024』において優秀論文賞として受賞しました。『CORE 学生論文特別号』は商学部学生の研究発表の場であり、年に一度刊行されます。今回は提出論文26本のうち、5つの論文が受賞しました。(https://www.omu.ac.jp/bus/info/news/entry-15122.html)
同論文は、イベント・スタディを用いて上場企業が2018年から2022年における「不正会計、会社資産の不正利用、品質不正、法令違反、事故等」を含む企業不祥事に対する対応の速さに着目し、「不祥事発覚からの対応が早いほど、株価の相対的パフォーマンスが良い」という仮説を検証したものです。
提出からまる一年経ち、CORE論文に取り組んでいた日々があっという間に感じます。我々不祥事チームは同じ研究をベースとしたレポートで日経SROCKリーグにも参加しましたが、チーム「あなたはぞうしますか?」のように大きな賞を取ることができなかったため、他チームに対する羨ましい気持ちもありました。それが今回CORE論文で受賞できたこと、とても嬉しく思います。チームメイトの塩野、滝本、富山、そしてテーマ選定時から丁寧に指導してくださった宮川先生に感謝します。ありがとうございました!
さて、1月21日に今期最後のゼミを迎えました。もうすぐ卒業するということを感じられないくらい、毎週火曜日に法学部棟11階の教室に来るのが体に染み付いています。11期生は全員最終プレゼンを行いました。これまでのゼミ生活を振り返り、そして10年後の自分へのメッセージも含めてプレゼンし、ビデオに収めました。一人10分の想定時間でしたが、途中で感情が入ってしまい、20分ほど話す人も何人かいましたが、聞く側としては全く長く感じず、とても有意義な時間を過ごせました。
そして12期生はすでに卒業論文に着手しています。早めに卒業論文に取り組み、残りの時間を活動的に過ごそうとしている先生と後輩たちの姿に感心しています。
宮川ゼミは、先生とゼミ生が卒業後にも連絡を取り合い、先輩と後輩、そしてOB・OGと現役生がゼミの繋がりを大切にすることが特徴的です。卒業するまで残り2ヶ月ですが、卒業後も先生をはじめとするゼミで関わった全ての人との縁を大切にして社会人生活を送りたいと思います。これからもよろしくお願いします!