8期生ゆうひです。
心理学の講義のレポートを片付けようと調べ物をしていたらおもしろい話を見つけました。
なぜ議論の場で、なにも意見がでてこない人が圧倒的に多いのか。
この問いに対して一つの答えになる考え方です。
それは「認知的負荷」という理論です。
これはどういう理論かをざっくり説明すると、人は自分で判断することが負担であり苦痛である、というものです。
人間の脳のワーキングメモリーには限度があり、すぐに過負荷の状態になるため、一度に大量の情報が与えられると処理落ちしていしまうというわけです。
これを読んでなるほどなあと思ったと同時に、表題のことが思い浮かびました。
「他人の意見に安易に迎合してはいけない」
これは先生から何度もいただいた、私の中で大事にしたい教えですが、常にクリティカルに物事を捉えることはなかなか難しいものです。いつも相手の意見を鵜呑みにしてしまい、その意見は本当に正しいのかを判断することを疎かにしてしまいます。
みんなも思い当たる節は星の数ほどあるでしょう。
ただ、このブログで伝えたいのは、「じゃあ意見がでないのは仕方ないから、これからも気楽に他人の意見にフリーライドしていこう。」
なんていう甘い考えを持ってもらうつもりじゃありません。
これ要は、脳の過負荷を起こさなければ意見を思いつけるようになる、ということだと思います。
じゃあどうすればいいのか?
個人的な見解をいうならば、知識を増やす、勉強することだと思います。
つまり、タイトルを読んでギクッとした人!自分の勉強不足を猛省して一緒に勉強がんばりましょう!!