7月23日、堺化学工業株式会社本社にて代表取締役社長とのミーティングが開催されました。このミーティングは、宮川ゼミ12期生が中心となり進めている「企業価値算定プロジェクト」の一環として実現しました。社長をはじめ、経営企画部長や総務課課長など、企業経営の根幹を担う方々にご協力いただき、事業内容や今後の経営計画についてご説明いただきました。化学メーカーの事業内容に対して難しい印象を抱いていましたが、お話を伺う中で事業内容に対するイメージがより鮮明になっていく感覚があり、今後の企業分析がさらに楽しみになりました。
ミーティングの後半では、学生からの質問をもとにフリーディスカッションを行いました。事業分野と財務分野の2つの観点からの質問に対し、社長自らが真摯にお答えくださいました。経営計画に込めた思いや今後の見通しなど、IR資料を読むだけでは分からない部分まで理解が深まり、非常に有意義な時間となりました。企業分析を行う際に、どうしても財務情報などの数字に意識が向きがちですが、経営者の企業経営に対する思いを知ることが企業分析において非常に重要だと感じました。12期生にとっては、実際に経営者の方にお話を伺うのは初めての経験であり、普段では決して得ることのできない貴重な経験をできたことを本当に嬉しく感じています。
この「企業価値算出プロジェクト」は秋頃まで継続され、9月には小名浜事業所の工場見学も予定されています。今回の貴重な機会を活かして、より良い企業分析ができるよう精一杯頑張って参ります。
最後になりましたが、このような貴重な機会を提供してくださった堺化学工業の皆様、宮川先生に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!