大家の Pam さんを食事に招待しました(No.4)
大家の Pam さん、とにかくめちゃめちゃ親切でいい人。こんな気遣いのできる人見たことない。彼女なくして私のシアトルでの生活は考えられません。
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家の中は彼女の心遣いであふれています。われわれの到着に合わせて、部屋の掃除はもちろんですが、きちんと花が活けられており、テーブルの上にはきっとお腹がすいているだろうとクッキーとメッセージカードが準備されていました。家を見に来た時には電源が入っていなかった冷蔵庫もちゃんと入居時には電源が入っていて事前にミネラルウォーターと氷まで冷やされてあったのには感動しました。念入りなことにテレビの横には折鶴が飾られています。日航ホテルばりの気遣いです。しかも、部屋のそこここには Pam さんの実に暖かいメッセージが丁寧に掲示されてあります(次ページの写真のような感じ)。この取っ手は緩みやすいので緩んできたら遠慮なく連絡くれとか、ここから暖房の風が出てくるのでモノを置かない方がいいとか、しかも、食洗機や洗濯機の横の棚にはきちんと取扱説明書が置かれています。賃貸住宅というより高級貸別荘に来たような気分です。
で、あまりにも親切にしていただいたので、そのお礼も兼ねて早速ホームパーティーに招待しました。家内が使い慣れない食器とギアを何とか使いこなし、買い物し慣れないスーパーで、なんとか食材をそろえて日本料理をふるまいました。天ぷら、カサゴの煮付け(rock fish なのでおそらくカサゴ)をメインに、ほうれん草のおひたしと肉じゃが、シメはちらし寿司と一口そば、という豪華メニューとなりました。私がパソコンで英語メニューを作ってテーブルに置いておいたのですが、Pam さんはそれをいたくうれしがり、記念だといって持って帰ってくれました。
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きちんと花が活けてあって、いろいろな場所に折鶴が飾られています。
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こういう感じで丁寧なメッセージや注意点が掲示されています。このスイッチは門燈なので点けたまま寝てもいいよとか。
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キッチンにはこのとおり、テレビショッピングで見たような豪華キッチンギアが整然と並べられてます。
本稿は宮川研究室ゼミ生に向けて発信されたメッセージであり、ゼミ生の問題意識を喚起することを目的としたものです。
本稿における観察及び意見は宮川壽夫の主観による個人的見解であって大阪市立大学の考えを代表するものではありません。
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