7月8日(月)、宮川先生が主宰する大阪インテレクチュアルバーに、11期生の塩野、宋、滝本、富山が参加しました。大阪インテレクチュアルバーは、さまざまな企業の方が集まり、お酒と食事を楽しみながら、プレゼンテーションやディスカッションを行う場です。そこで私たちは、昨年のコア論文で行った「企業の不祥事対応と株価パフォーマンス」についての発表を行いました。
プレゼンテーションの後は、ディスカッションの時間となり、研究についての感想をいただきました。特に印象に残ったことは、不祥事を起こした際に直ちに調査委員会を設置したとしても、企業の判断だけではその発表を行うことができない場合があるというお話でした。私たちは、不祥事の公表から第三者委員会の設置までの日数が短いほど誠実な企業であると考えていましたが、必ずしもそうではないと理解しました。不祥事の公表や調査委員会設置の発表がなぜ遅くなってしまうのかについてより詳しく知りたいと感じました。
また、大勢の人を前にして発表を行ったことは私にとって良い経験になりました。発表の準備をしている段階では、多くの方が納得の表情になる説明ができると想定していたのですが、実際に発表を行うと、想定通りにはいきませんでした。分かりやすく人に物事を伝えることの難しさを改めて感じました。
企業で働く方たちに向かって発表ができたこと、そしてお話できたことは非常に良い経験になりました。宮川先生、このような機会をいただきありがとうございました。