12月14日(土)に慶應義塾大学の保田研究会と大阪大学の村宮ゼミと合同ゼミをおこないました。今年は大阪大学の豊中キャンパスにて開催され、黒板アートや駅までのお出迎えなど、温かく歓迎してくださいました。
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まず初めに、ゼミ紹介をそれぞれしてから軽くゲームをしました。ここでは、大学ごちゃまぜでチームを作り、それぞれの共通点を探しました。最初は緊張していたメンバーもいましたが、少しずつ緊張がほぐれていき、とても盛り上がりました。その後発表は、宮川ゼミ、保田研究会、村宮ゼミの順番でおこなわれました。
私たちの発表では、企業価値算定プロジェクトと卒論セッションをおこないました。企業価値算定プロジェクトは、堺化学工業の社長や役員の方々に向けて実際におこなった発表を中心に、株価特性の分析なども加えて説明をしました。その後村宮先生の講評では、資本コストの計算方法に対する指摘が印象的でした。私たちは、CAPM理論をもとに資本コストを計算しましたが、CAPM理論で資本コストを計算した場合、過小評価されてしまう可能性を実際のグラフを使って説明していただきました。そして、3ファクターモデルなど他の方法で計算することも提案していただき、とても刺激的なものとなりました。その他にも、様々な質問や指摘を受けました。今後の研究にも活かしていきたいと思います。
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保田研究会の発表では、日経ストックリーグに向けた取り組みで様々な分析やスクリーニングをおこなっており非常に興味深いものでした。ドラッグストア業界や女性活躍をテーマに現状の分析をおこない、そのテーマに沿ったポートフォリオの提案を目指していました。11期生は、昨年日経ストックリーグに取り組んでいたこともあり、鋭い質問や指摘が多く、議論が白熱していました。また村宮ゼミも、日経ストックリーグに向けた取り組みをおこなっており、こちらは実際の経営と和紙を絡めて造語を生み出すなど、ユニークなアイデアがとても魅力的でした。12期生は、日経ストックリーグに挑戦したことがないため、非常に新鮮で多くの学びを得ることができました。
合同ゼミが終わった後は、懇親会をおこないました。普段の大学生活やゼミ活動、先ほどの発表についての意見など様々な話が繰り広げられ、大いに盛り上がりました。また、他大学の方達との交流も図ることができ、今後のゼミ活動に向けて大きな励みとなりました。普段のゼミ活動とはまた違った雰囲気で多くの発見があり、とても充実した時間となりました。
大阪大学の村宮ゼミの皆さん、慶応義塾大学の保田研究会の皆さん、ありがとうございました。また、このような有意義な時間のために、たくさんの準備をして温かく迎えてくださった村宮ゼミの皆さん、本当にありがとうございました。そして最後に、素敵なご縁でこのような貴重な機会を与えてくださった宮川先生ありがとうございました。
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