夏合宿 東京ツアー2日目

 東京ツアー2日目!午前中は人気ゲーム「グランツーリスモ」を手掛ける、株式会社ポリフィニー・デジタルを訪問しました。シニアマネージャーの手島さんに社内を案内していただき、実際のオフィスの様子やゲームの製作現場を見学しました。手島さんは宮川先生と大学院での同級生だとか…!1日目に訪問した企業とは異なるベンチャー企業ということもあり、フレキシブルな会社の体制がとても印象的でした。見学の後は、手島さん自身の経歴に関するお話を聞いたり、ゼミ生と質疑応答を交えたミーティングを行ったりしました。海外のピクサーでの勤務経験もある手島さんのお話は非常に興味深く、好奇心の赴くままにクリエイティブな仕事をされている印象でした。

 次に、ニッセイアセットマネジメント株式会社を訪問しました。東京駅の目の前に構えるオフィスは圧巻でした!ここではESG投資に関するミーティングを行いました。特に印象に残ったのは、ESG推進部の藤井さんのお話です。ESG投資の捉え方は今後変わっていく、ESGは財務情報や経営、社会基盤に関与しているため中長期的な企業の将来像を考えるうえで必要不可欠である、という考えをお聞きしました。ESGのために何かをするのではなく、企業価値を高めるためにESGに対する取り組みが必要であるというご意見が非常に印象的でした。ミーティングの中で自分自身の知識不足を痛感させられるとともに、新たな知識の獲得につながりました。

 最後にこれまでの企業訪問とは打って変わって、日本の行政機関である経済産業省を訪問しました。宮川先生と長いお付き合いである、産業技術環境局研究開発課に所属されている中山さんと、グリーントランスフォーメーション(GX)政策に関するディスカッションを行いました。リアルタイムで日本政府が取り組んでいる問題に関して、実際に政府とやり取りしている方からお話を伺うことが出来るという、非常に貴重な機会でした。宮川先生の素朴な疑問から、GX政策の仕組みそのものに関する話が進み、ゼミ生からも意見が出ました。このディスカッションを通して、様々な視点から見ることで疑問点が浮かび上がり、新たな気づきがあることを実感しました。経済産業省と聞くと非常にお堅い印象を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、中山さんをはじめとする経済産業省の方々は、とてもフレンドリーで、課題に対し関心を持ち積極的に取り組まれている印象でした。

 東京ツアーラストは、経済産業省の方々との懇親会で締めくくりです!普段の仕事のお話はもちろん、宮川先生と中山さんのアメリカでのお話しや皆さんの経歴も交えて、様々なお話をすることができ、非常に有意義な時間となりました。改めて2日間の超豪華ツアーをアレンジしてくださった宮川先生、そして私たちとミーティングを行ってくださった全ての方々に心から感謝いたします。誠にありがとうございました!この2日間での学びを今後のゼミ活動や研究に活かしていきます。

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