議論を通して深まる知識【小島】

こんにちは。12期生の小島理功です。

 6月も終盤に差し掛かり暑くなってきましたが、ディベート大会を終えた宮川ゼミはさっそく次のプロジェクトである企業分析に取り掛かりました。これから長期間にわたり、財務情報を中心に様々な観点から企業を分析していきます。納得いく企業分析ができるよう、力を合わせて精一杯頑張っていきます。

 さて4月から始まった輪講も、気づけば第14章に突入し、時の流れの速さを実感しています。今回は、第13章「効率的市場と行動ファイナンス」、第14章「企業の資金調達の概要」の輪講レポーターを担当し、効率的市場仮説や企業の資金調達についての理解を深めました。これまでは、投資家が合理的な判断を行うという前提の元、様々な意思決定について学習してきましたが、この章では行動ファイナンスの観点から投資家の心理状態が分析されています。新鮮で実に興味深い内容であり、コーポレートファイナンス理論の奥深さを感じています。

 またゼミの時間には、市場効率性の3つのフォームについて白熱した議論が行われました。3つのフォームの違いを明確にし、現状がどのフォームに近いのか、様々な視点から議論を行いました。「異なる視点から意見を対立させることで、真実に近づく」という宮川先生のお言葉を身をもって感じることのできた瞬間でした。ゼミの時間の議論を通して、一人で教科書を読むだけでは到達できない所まで知識を深めることができ、議論の重要性を改めて認識しました。今後も価値ある議論ができるよう頑張ります。

次回の輪講担当は、丹羽さんです。よろしくお願いします!!

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