7期生の卒業論文の発表会を行いました。
7期生の個性と1年間の取り組みが詰まった11本の卒業論文が完成し、卒業論文の発表会を行いました。7期生は3回生の冬休みから、テーマについて考え始め、1年間研究に取り組んできました。
私は、卒業論文がついに完成したということで、ほっとするような、そして少し寂しいような気持ちがあります。毎週のゼミで卒論の相談をする時間を設けていただき、それぞれのテーマについて議論する時間があったことや、学情6階のアカデミックコモンズでデータについて相談し合いながら進めていたので、7期生みんなのテーマについて共有しながらも、どのような研究に仕上がったのかを完全には知らなかったので、この卒論発表会がとても楽しみでした。
それぞれの発表の後、ゼミ生からコメントをもらい、また最後に先生から講評をいただきました。先生は卒論についての講評に加え、卒論に現れたそれぞれの個性や、研究の貢献について話しくださり、その言葉がとても温かく、1年間卒論に熱を注いできて良かったなと感じました。また、一緒に研究をしていて、データでうまく結果が出なかったり、仮説構築で苦労していた姿を見てきました。それを乗り越えて完成した研究を見て、とても嬉しく思いました。
私は、選んだ研究テーマ「ブランドが企業価値に与える影響」について、勉強することがとても楽しく、このテーマを選んで取り組んできて良かったなと思っています。自分で研究テーマを探し、そして徹底的に学ぶ、そして得た知識から仮説を考える。研究テーマについて自分が一番詳しいと思えるくらいまで勉強してきました。長い間向き合ってきたテーマだからこそ、愛着もあります。
きっと7期生みんな、同じように思っているでしょう。
それぞれの研究発表を見ていて、みんな堂々としていて、また表情からも、この研究に1年取り組んできて、自分の研究に対する強い思いが伝わってきました。
卒業論文を書き終えて、私は知りたかったことを調べぬいて、知識となっていく過程を経験出来たことは今後にも通じる重要なことだと感じています。何かを学ぶ、習得することは一筋縄ではいかず、長い時間と根気が必要であるということを経験しました。 今後もまだまだ学び続けることばかりです。焦らず、かといって怠けすぎず、粘り強く継続しながら学ぶことを忘れずにいたいと思います。
宮川先生、2年間の熱い指導をありがとうございました。