3月24日に7期生が卒業しました。宮川ゼミは卒業してもつながり続けますが、節目を迎えたことに寂しさを覚えます。この2年半が早かったと感じる人もいますが、私はとても長く感じました。たくさんのことを学び、そしてたくさんの感情を抱いたので、長く感じているのだろうと思います。多くの経験ができたことに、本当に感謝しています。ありがとうございました。
私がゼミ活動を通じて気付いたことは、踏み出すことの重要性です。踏み出すこととは、何かアクションを起こすことでしょうか。例えば、抱いた疑問点を質問したり、自分の考えを主張したり、DCのことでいうと、ブログを書いたり、ホームページ作成の作業の声かけをしたり…全部自分ができていなくて反省したことです。ずっと前までは、学べば学ぶほど賢くなると思っていました。が、社会の中のひとりである以上、自分から動き出せる人や意見を適切に主要できる人が、うまくやっていけそうだなぁと思います。
踏み出すこと自体はめちゃくちゃに難しいことではないのに、なかなか踏み出さないこの性質はちょっとの努力では変わらないなぁと感じました。引き続き、自分の課題です。
ここまでゼミ活動を通じて感じた自分の足りなかったこと、反省点について書きましたが、もちろん自分の良いところもゼミ活動を通じて感じました。
先生とゼミ生にも言葉を頂きましたが、動き出した後の努力がちゃんとできるところが自分のいいところだと感じました。もちろん自分だけじゃなくて、ゼミ生全員がそうです。努力家なところは宮川ゼミ生の特徴かもしれません。振り返ると、長い時間をかけて勉強してきました。この知識や、勉強に取り組んだ姿勢などその他諸々、後にも活きてくるだろう!と誇りに思います。
最後になりますが、先生の言葉を聞いて考えたことも書きます。宮門会でもゼミ生へのラストメッセージでも、先生はゼミ生の幸せを願っていると仰っていました。出世を願っているのではなく幸せを願っているという言葉から、私は来月からの社会人になる未来がなんだかすごく良いものに思えました。モラトリアムが終わって生活費を稼がなくてはいけないという印象から、勉強すべき下準備時代が終わって可能性が一気に広がるという印象に変わったと言いますか…なんとなくそんな風に思いました。
一概には表せない幸せについて、どういうことになれば幸せといえるか明確にはありません。が、大学生活は幸せだったと思います。これからもたくさんのことを学び、たくさんのことに触れられるように頑張ろうと思っています。
杉山聡一
「学べば学ぶほど賢くなると思っていました。」これは正しいでしょ。伸び率は違ってくるけど、やればやるだけ知識も技術もつく。ただ、学び方が受動的か能動的かで大きく違ってくる。ゼミの教えでもあるけど、毎日煉瓦を積むことを、単純作業でつまらないと思いながらやるのか、出来た建物がどんな良いことを起こすのかを考えながら積むのかで、姿勢は変わってくる。
これは仕事だけやなくて家事とかもそうやんね。ただお皿の汚れを落とすのか、苦労を労いながら次に使うのを楽しみにするのか。お皿洗いは、好きな日課です。
安藤春海 投稿者
杉さんありがとうございます。そうですね、能動的に楽しみながら取り組むこと、その過程で賢くなっていくことが大事だとこのゼミで学びました。お皿洗いの例えは独特です…その考えは思い付きませんでした。