7月20日(土)、南山大学伊藤ゼミと合同ゼミを行いました。
伊藤先生は宮川先生の師匠に当たる方で、今回の合同ゼミが実現しました。
伊藤ゼミの皆さまは今年度から始まった1期生の方々ということもあり、ゼミナール活動の魅力をしっかりと伝えられるように意気込んでいました。
12期生は初めての合同ゼミのため相手方の良さを上手く吸収できるよう合同ゼミに臨みました。
まず、お互いのゼミの紹介を行ったあと、ソクラテスゲームで盛り上がりました。題材は2つあります。1.企業はなぜ業績の拡大を目指すのだろうか?2.上場企業はなぜ自社の株価を意識するのだろうか?
否定的な態度を持たず、相手の意見に疑問と批判を持つ話し合いは難しいです。しかし、伊藤ゼミの方々に言葉を絶やさない宮川ゼミ流の議論を体験していただけたのではないかと思います。
私たちの議論では、はじめに企業とはどの企業を指すか?業績とはなんの指標で判断するのかについて話し合いました。特に、業績が指すものとして売上、利益、市場でのシェア、株価など言葉の定義がお互いに食い違ったことで議論が白熱しました。また、業績の拡大で誰が嬉しいか、現状維持·縮小で誰が困るのかなどヒントの考え方を元にしてみんなで脳の汗をしぼり尽くしました。他大学の人との議論では、普段使っていた言葉が自分の言葉で説明できないことを痛感しました。議論を通して自分の言葉の定義がまとまっていく過程はとても楽しかったです。
2つ目の題材では、株価の意識は動きなのか推移なのか視点の違う考えを持っている人との議論となりかなり白熱しました。これまで同じ学習をしてきた宮川ゼミの人たちとは違い、異なる学習をしてきたということで、教科書ではなくわたしの言葉で議論はぎこちない説明となった場面も多く、ここからたくさんの経験を経てレベルアップしていきたいです。
合同ゼミ後では全員で集合写真を撮り、伊藤ゼミ様が用意してくれた懇親会を行いました。お互いのゼミの普段の様子や、大学の雰囲気など合同ゼミ中には話しきれなかったことがたくさんあり、とても盛り上がりました。
12期生は初めての合同ゼミでこれまでのゼミ活動とは違う経験をすることができました。このような機会を作っていただいた、伊藤先生、宮川先生、伊藤ゼミの皆様、本当にありがとうございました。