小林製薬を訪問し、企業分析の発表を行いました
4 月 18 日に小林製薬へ訪問しました。前回の 10 月の訪問では、小林製薬への質問がメインの訪問でしたが、今回は分析発表をメインとした訪問です。
前回の訪問では広報・IR 部長である木村さんに取材を行いましたが、今回は木村さんと財務経理部 事業戦略グループ、グループ長の鞍本さんへ分析発表を行いました。実務で投資家対応や M&A を行っておられるお二方にプレゼンを聞いていただくことは緊張し、汗びっしょりになってしまいましたが、とても貴重な経験をすることができました。
プレゼンを終えて木村さんと鞍本さんからたくさんのアドバイスをいただきました。
そのなかでもとても印象に残っているものが二つあります。
まず一つ目は、作った資料は完全手中に入れるということです。これは私たちの作った資料は完全に理解しておくべし、ということです。
二つ目には資料の自分の意思を入れるということです。僕たちのプレゼンは過去のデータを基準にして作ったものであり、これに自分なりのアイデアを付け加えるとよいとということです。これらの二つのアドバイスは、投資家対応でとても細かいことを聞かれたり、業績予測で来期は会社がどうなっているかを考えたりする、実務の最前線でお仕事をされているお二人だからこそ、いただけるアドバイスと感じます。今回の分析発表で社会において求められている質を感じることができ、このようなアドバイスをいただけたことが自分の中でとても印象に残っています。
このような形で分析発表を終え、この後木村さん、鞍本さんとともに食事に出かけました。食事中は小林製薬のお話や、なぜ小林製薬に就職したかなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。その中で僕たちのプレゼンのために海外出張を 1 日ずらしていただいたと聞いて、そこまで楽しみにしていただいたことがとてもうれしかったです。
最後になりましたが、お忙しい中、企業分析にご協力いただいたことで、宮川ゼミ 6 期生は財務分析、企業価値の算出について、たくさんのことを学ぶことができました。これらは今後の卒論や、社会に出てからも役に立つものばかりです。本当にありがとうございました。