財務指標のお取り扱いは慎重に【大村】

お久しぶりの投稿になってしまいました。8期生大村です。

最近は論文やら専門書・新聞記事を読む機会が多かったわけですが、先日ふと久しぶりに小説を読んでみました。小説家の巧妙な言い回しや情景描写に触れて、そういう言葉を尽くした文章っていいなと感じた次第です。


さて、毎週火曜日10時は今年度のオンラインゼミの時間なわけでして、今日もゼミがありました。

最近は8期生の卒論相談がメインです。

僕の卒論のテーマは「・・・」、、

ばしっと言いたいところなのですがぴたりとした言葉ではまだ表現できません。しかし配当ケータリング仮説に関する研究をしようという方針です。

配当に関しての研究は、ひとつはシグナリングという仮説があったり、ひとつはエージェンシー問題があったりするわけですが、ケータリング仮説というものもあります。僕はそのケータリング仮説を基にある仮説を持っています。それは、配当は市場から評価されるときと必ずしもそうでないときがあって、例えば今回のコロナショックようなときは、投資家は配当を過剰に求めないために無配または減配した企業であっても市場からの評価は比較的下がらないんじゃないかというものです。つまり、単にシグナルのためやエージェンシーコストの削減のためであれば市場からの評価は一定のはずですが、このケータリング仮説を基にした考えから、一定ではない場合が観測できるのではないかと思っているわけです。


今日のゼミでは、そんな卒論に関する相談から派生して財務指標の話になりました。

今回はDOEや配当性向、PBRなどが出てきたわけですが、財務指標というのは個別では正しく思えても、その結果を基にひとつの事を論じるにはあまりにも単純な指標だと感じました。だからこそ物事を因果関係に基づいて説明するためには慎重に慎重に数字から事実と言えることを抜き出して、言葉を補っていかないといけないなと思い知った1日になりました。


p.s.ゼミ中の8期生真剣に話聞きすぎて顔が怖い

財務指標のお取り扱いは慎重に【大村】 への4件のコメント

  1. 宮川壽夫

    なるほど。どうも疲れると思ったら確かに8期生のゼミは真剣なのか、あるいは真剣なフリをしているだけなのか(きっとこちらだと思うけど)、顔がコワイ。センスのいいジョークが飛びまくって笑いが絶えないふざけたゼミであってほしんだが、センス抜群のジョークを飛ばしてふざけているのは私一人だけ(で、「センス抜群」と思ってるのも私一人だけ)。

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    1. 大村 優波

      先生の写実的で痛快なジョーク(例えば、指示を出したらだーっと行動するがその後にすぐに元の状態に戻る様を家畜的行動と表現する、など)は僕の大好物なんですが、優等生で賞賛の言葉を浴びせられながらすくすくこれまで育ってきた市大生にとっては先生のキレキレなジョークは些か刺激が強すぎるのかもしれませんねえ。

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      1. 宮川壽夫

        ん?家畜的行動?それジョークちゃうし・・・。

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  2. 難波真優子

    財務指標のお取り扱いは慎重にってめっちゃキャッチーで良いタイトル笑
    でも、ほんとにその通りだと思った。社会の動きとかに影響を受けて、指標の分母が変化してる可能性もあるし、分子が変化してる可能性もあるし、、、ただ単に指標のみで判断するんじゃなくて、どういう変化が起きてその結果になったのかまで分析する必要があると私も思ったな。

    8期生の顔問題は直すって言うとあれだけど、もっと全員が気軽に発言できないとダメだね。私も考えて黙り込んじゃうことがあるから、、、何か頭に浮かんだことがあればすぐに話す!

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