こんにちは!9期生の西山です。
今回は私の卒論に関する研究についてお話しします。
私はゼミの時間によく議題となっていた「増配」と「自己株式取得」に興味を持ったため、この二つの比較して研究に取り組んでいます。
「増配」とは、株主に支払う配当金を前の期よりも増やすことです。
「自己株式取得」とは、株式会社が発行した株式を自ら買い戻すことです。これにより、市場に出回る株式数が減少し、1株あたりの価値が高まり株価が上昇しやすくなります。
このように、「増配」も「自己株式取得」も株主還元を大きな目的の一つとして実施されますが、どちらの方が良いのかとふと疑問に思いました。しかし、良いといっても何を良しとするかは企業によって異なるため、この二つを比較して甲乙をつけることはできません。
私はこの研究を通して、どちらがどのような企業に選ばれやすいのか、や、どちらがどのような効果をうみやすいのか、などを見ていきたいと思っています。
この研究から何が見えてくるかはまだ分かりませんが、頭を柔らかくして様々な角度からデータを見つめ、多くの発見をしたいと思います。
また、Excelを使うことや文章を書くことに慣れていないので、それらのスキルアップも目指して卒論に励みます!
小坂陽兵(1期生)
コメントしたいなと思ったけど、考えても浮かばなかった涙
何らか発見があること期待してます!
杉山聡一
配当と自社株買い、色んな研究がされているだけに、過去の論文を読んでみたらいいかも。個人的には、自己株式の使い道が、企業買収や金庫株の再放出だけでなく、2017年の税制改正以降の役員従業員報酬としての活用が、この分野にどんな影響を与えてるのか、興味あるなぁ。