初めての輪講を終えて感じたこと【小島】

 こんにちは!12期生の小島理功です。

 今年は最大10連休ともいわれたGWも終わり一息つきたいところですが、ゼミの活動や講義の課題、バイトに追われる日々が再び戻って参りました。ゼミの近況報告としては、今年も6月に開催されるディベート大会へ宮川ゼミが参加することが決定し、各チームが資料作成に努めています。現状ではまだまだ改善点ばかりですが、論理的な主張となっているのか、因果関係は成り立っているのかという観点から議論を行い、約1か月後の本番に向けて取り組んでいます。

 さて、今回の輪講ではテキスト第5章「純現在価値とその他の投資基準」を担当しました。輪講自体は以前から何度か経験していますが、今回初めてレポーターを務めることとなりました。他のメンバーに解説する責任を負うことで、より忠実にテキストを読み込むようになりました。私は、輪講レポーターには大きく二つの役割があると考えます。まずは、「章の内容を理解すること」。次に、「理解した内容を他者へ伝えること」です。これまでは、難しい箇所を読み飛ばしてしまうこともありましたが、今回は立ち止まって本文の真意を考えることで、明らかになるものもたくさんありました。そして、その理解をいかに他者に伝えるかということを意識してレジュメ作成にも全力で取り組みました。塾講師としても感じたことですが、「他者に話す」という過程を通じて、自分の理解度や不明瞭な部分が明確になるため、自分の理解した内容を他者に伝える時間は大変貴重な時間だと感じました。

 今回の輪講の主要な論点は、「企業の多くがなぜNPVルールではなくIRRルールを採用しているのか」という点でした。意見は様々でしたが、最終的にはNPVを算出するための適切な割引率を見つけるのが難しいのではないかという結論に至りました。

 輪講を通じて、個人では気付けなかったところまで理解が深まり、非常に有意義な時間でした。輪講はこれからまだまだ続くので、より活発な議論ができるよう全力で努めていこうと思います。


次回の輪講は丹羽さんです。よろしくお願いします! 

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