「生協南食堂」 のやっちゃったランチ

「生協南食堂」 のやっちゃったランチ

宮川ゼミでは主に木曜日と金曜日にゼミ生とランチを行うことが多い。研究論文の打ち合わせや各種学生の相談や質問に対応する言わばランチョンオフィスアワーである(ただし、ほとんどが単なるおしゃべりに終わる)。さて、このランチョンミーティングに使用することが多い場所がメタセコイヤか生協南食堂である。本学には専門キャンパスに生協南食堂と教養キャンパスに北食堂がある。大阪だけに生協食堂にもキタとミナミがあるわけだ。北食堂は朝 8 時開店というなかなか気合の入った営業時間となっている。
席数 400 席を誇る北食堂に対して席数 238 の南食堂はやや小ぶりだが、宮川ゼミのランチョンは外のテラス席で行われる。多くの学生が利用するメイン食堂なので昼時間は激しく混みあう。2 限を履修しているゼミ生が多いため、ほぼ毎回ヒマな私が早めに行ってゼミ生のためにテラス席を確保するのがならわしである。
南食堂は入口でトレーを受け取って列に並び、自分の好きなものを注文したり、並んでいる一品モノを自由に取って最後に精算するという学食ではおなじみのカフェテリア方式が採用されている。これが私にとっては予想外のまずい結果をもたらす恐怖のシステムとなる。

なにしろ最初のコーナーはハンバーグやトンカツといった一品料理、次はご飯と味噌汁、そしてカツ丼などの丼モノとカレー各種、さらにラーメン、うどん、そばの麺類カウンターと四方八方から次々に強烈なパンチがくり出される。しかも、一品一品が安い。どれもこれもがおいしく見えて、なにもかもが食べたくなる。動悸が激しく高鳴り、正常な判断能力は失われる。ついに最終の精算ラウンドに到達した頃には身も心もぼろぼろにされ、一体何人分のランチですか?といった食糧がトレーに敷き詰められるありさまとなってしまう。

ダブル卵メニューという失態をやらかしてしまった。重いトレーをゼミ生の待つテーブルまで運びながら「やっちゃったよ~」と言うとゼミ生が「またですか」という。あきれる会話が常となる。「やっちゃったよ~」はもちろん目先の欲望に任せてオーダーし過ぎたという意味であり、ちなみに「またやっちゃったよ~」はゼミの忘年会で決定される流行語大賞として毎年ノミネートされていている。

 それでもイアンが頼んだ唐揚げ冷麺がうらやましくて、次回こそはカツカレーと唐揚げ冷麺をメインにしようと決意した次第である。本日は抑えに抑えたが、それでもカツ丼と冷しおろしうどんと巣ごもり卵というダブル炭水化物、来ならここにメンチカツ単品をつけるといいだろう。カツ丼 371 円、冷しおろしうどん 281 円、巣ごもり卵168 円。イアンがオーダーした唐揚げ冷麺 422 円。コスパという観点では私にとって「それなり」である。

本稿は大阪市立大学商学部宮川研究室ウェブサイトで展開している「宮川ゼミくいだおれ ガイド」に掲載されたものです。

本稿における観察及び意見は宮川壽夫の主観による個人的見解であって大阪市立大学の考えを代表するものではありません。 
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