ダイドーグループホールディングスの来訪

ダイドーグループホールディングスよりゼミにゲストをお迎えしました

 6 月 6 日にダイドーグループホールディングス株式会社コーポレートコミュニケーション部 の正本さん、青井さん、河北さんがゼミにゲストとしてお越しくださいました。7 期生の企業 分析がいよいよスタートとなります。

 最初は正本さんの情報の見方についてのお話でした。正本さんは同社のコーポレートコミュニケーション部で広報を担当されている方です。われわれは「広告」と「広報」を混同しがちですが、広告は宣伝枠を使って企業や商品・サービスの宣伝を行うことであ るのに対して、広報は PR(Public Relations)で、主に企業がパブリシテ ィつまり新聞や雑誌などのメディアを通じて広く世の中に情報発信を行 う活動です。たとえば新聞記者の取材を受けることは広報の仕事のひとつです。

 一般的に、「広告」には企業の主観が入り、「広報」は情報の受け手には客観的に映りやすくなります。また、「広告」には広告宣伝費がかかりますが、「広報」はメディアが新聞や雑誌に掲載する記事なので企業にとっての費用がかからないというのが原則です。しかし、この二つの区分は最近になって徐々にオーバーラップしており、広報もより戦略的な活動が必要になってい るというのが正本さんのお話でした。

 見る側からすればそれほど違いを感じなかったものですが、情報発信する側からするとその2つは大きく異なることを学びました。また、正本さん自身のお話をうかがっていて思ったことは、なにごとも経験に経験することが大切だということです。失敗と挫折を繰り返して、今の広報が天職になったと話されていました。嫌だと思うことも、適切な対策を思いつくようになってくると、ものごとの流れがわかるようになって くるのだと感じました。

 講義が終わると、おなじみのお好み焼き屋さん「てこ」で懇親会を行いました。私は正本さんと同じテーブルであったのですが、仕事についてたくさん貴重なお話を聞くことができました。お話をしていて驚いたことは、飲料メーカーについてだけでなく、幅広い分野についての知識や情報をお持ちだったことです。興味がある就職先を持つ 7 期生に「その仕事はね…」と教えてく ださいました。私はまだ就きたい仕事が全く決まってないのですが「何がやりたいの?」と親身になって相談してくださいました。感じたことは、何より話のプロだったということです。話し上手でもあり聞き上手でもありました。先生が以前「情報を得るにはお酒も交えながら話すことも大事だ」と仰っていました。たくさんの経験談や今のお仕事についてなどいろいろなことを聞けた今回の懇親かは私にとって有意義だったな と思います。

 今後も 7 期生含めゼミは引き続き 企業分析で同社にお世話になります。次回に向けてダイドーチームがどのような分析をするのか楽しみである し、私たち NTN チームもはやく分析 をしたいと思いました。

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