2週目に突入!【塩野】

11期生の塩野です! 

 ますます気温も湿度も上昇している今日この頃ですが、4月から始まった輪読は早くも14章まで来てしまいまい、レポーターも私まで一巡してきました。

 今週の輪読では13章、14章と2つ分の内容の触れましたが、今回は資金調達がテーマでした。今までは、割引現在価値モデルを駆使、応用して純現在価値や配当の利回りを求めたり、CAPM理論やベータ値とリスクの関係など、数式やグラフをもとに話が展開してきましたが、今回の2章のは、数式で表されるような新しいモデルは特には登場せず、効率的市場の定義とその反例(アノマリー)、それを説明するのに行動ファイナンスの話が用いられており、今までとは毛色が違う内容でした。具体的には、アノマリーの実例として、日本におけるバブル景気やサブプライム危機が取り上げられており、行動ファイナンスの観点から投資家の心理状態について分析し、それらの現象についての説明が行われていました。これまでとは異なる、心理的なアプローチで説明がなされており、その点についてはとても興味深いものでしたが、個人的には何か腑に落ちるものに欠けていたようにも感じました。このテーマについてコメントにも取り上げましたが、議論のなかでうまく皆の意見を引き出すことができず(私の聞き方が下手くそだったので)、あまり納得できませんでした。議論の中で、私自身が消化できていないと感じる部分も多かったので、この分野についてはもう一度整理したいと思います。

 ところで、今回のゼミでは日経レポートをお休みする代わりに、先生が初年次セミナーの講義でされているゲームで盛り上がりました!

 その名も「社長大変です!ゲーム」です!(正式名称間違ってたらすみません)これは、二人一組になり、社長役と社員役に分かれて、社員役の「社長大変です!〇〇が~」のセリフから、二人の間で素早く受け答えしながら会話を行い、最後に社員役が「でも社長、〇〇は〇〇ですよ。」というセリフでオチをつけるというもので、思考の瞬発力が試されるゲームです。ただ、今回は先生からオチに関して、コーポレートファイナンスにちなんだものであること、笑えるものであることという、条件が追加されたので、皆頭を悩ませながら、ゲームに勤しんでいました(笑)

 皆の回答の中には、その場のノリでゴリ押ししたような珍回答から、笑点にでたら座布団もらえそうな真面目な回答まで、笑いながらもコーポレートファイナンスについての学習もでき、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました! 私の番では教室の時間が止まってしまいましたが(泣)

 もう6月も終わりが近づいています。ディベート大会が終わったと思えば、来月からは12期生のリクルートのための説明会が本格的に始まります。早いような、でも長いような不思議な時間感覚です。

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