初めての輪講レポーターを終えて【山崎】

今週のゼミで初めて輪講レポーターを担当しました。私が担当したのは第9章、リスクと資本コストについての章です。レポーターの立場として議論の中で自分の意見を積極的に発信すること、議論の中で問いかけをすることを意識しよう、と心に決めて今週のゼミに臨みました。しかし、実際は全くうまくいきませんでした。

自分の持っていた意見について発言が出てもすぐに反論、説明することが出来ず自分から議論を深めることが出来ませんでした。相手の発言に対する瞬発力が大切だということはディベート大会で痛感したので、とても悔しかったです。自分は意見を言うことに対して、怖がりすぎているのかもしれないと感じました。振り替えってみると、私はゼミ内で何か発言をする際、無意識に一度悩んでから発言しているような気がします。おそらく的外れな発言をしたくない、良いことを言いたいという気持ちがあるからではないかと思います。

しかし、議論は誰かの思わぬ一言から深まっていく場合も多いような気がします。だからと言って考えなしの発言をすることはしたくないですが、来週からは変なプライドを捨てて発言したいと思います!もし失敗してもそれを馬鹿にするような人はいないですし、むしろ全員が間違いについて指摘してくれます。さらにそこから、議論を展開してくれます。こんな素晴らしい環境にいられることが幸せで、恵まれているなと感じます!

輪講の後半ではコングロマリットについて議論しました。特に、ファイナンスの観点で言えばコングロマリットは意味をなさないが実際の世界では違う、という話が心に残っています。不思議だと感じながら、感覚的にはとても納得のいく話でした。たとえ現実では理論通りにいかなくとも、理論を知ることで現実についても考え理解できるようになると感じました。理論は、現実をよく知るための物差しのようなものではないでしょうか。宮川先生が最後におっしゃっていた「理論に足がついた議論」という言葉がとても腑に落ちました!

また、今週のゼミは6期生の齋藤聖矢さんにも参加して頂きました!実際に社会に出てファイナンスの知識を使ている方の貴重なお話を聞くことができ、大変有意義な時間となりました。個人的に、帰りの阪和線でもお話することができて嬉しかったです!


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