最近よく耳にするダンディでない表現 【中村】

こんばんは! 11期生の聡志です。
春が終わり、6月に入りました。暦上では2023年の梅雨入りは6月11日だそうです。最近は晴れたり雨が降ったり、気温が高かったり低かったりするので服装選びが大変です。おでかけする日の天気だけでなく、この時期に蔓延る”晴れ男”たちにも注意が必要です。

さて、話は変わって、今回は私が思うダンディでない表現を1つ「~ればと思います。」を取り上げます。

この表現は相手から何か「してもらいたい」ときに使うようですが、「れば」の後に続く肝心の部分が抜けていて間違った日本語になっています。日本人はただでさえ主語や目的語を省いて話すことが多いと言われるのに、肝心の部分まで省いてしまっては何を伝えたいのか分からなくなってしまいます。
 娯楽施設などで、会員になったほうが安く済んだり得をしたりする場面って特に学生は多いような気がしますが、そこでの受付やお会計の時に「ぜひこの機会にご入会いただければと思います」って聞いたことあると思います。
「れば」は仮定・条件を表す表現であり「れば」の後には原則、その仮定・条件の下で起きる「結果」を示さなければならないし、そもそも「れば」表現が上から目線のような気がします。
 なので「ぜひこの機会にご入会いただければと思います」ではなくて「この機会にご入会いただきますと、特別価格でご提供します。」「ぜひこの機会にご入会ください!」のような表現のほうが美しいのではないかと思いました。なにより後者のように言われたほうが入会したくなりませんか? 
 
 「~ればと思います。」を街で聞いた時、「言葉を濁さずにキビキビと大人っぽく話せ」と先生がゼミで仰っていたのを思い出しました。私自身も言葉遣いで恥をかくこと、日常生活ゼミで「~かなあ」「~そんな気がする」のように言い切ることなく話してしまうことがよくあるので、卒業までには!なんとか!人から「話し方大人っぽくてカッコいいね!」と言われるぐらいまでに成長します! ゼミはまだまだ始まったばかりだ!


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